新茶ならではの味わい、香りの楽しみ方はもちろん、飲み終えた茶葉の活用術をご紹介します。
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その1「香りを楽しむ」
新茶の魅力は、何と言っても青々とした清々しい香り。まずは、茶葉の袋を開封する際、開けた瞬間の茶葉そのものの香りを楽しみましょう。このフレッシュな若葉の香りが楽しめるのは、一年の中でも摘みたての「今」だけです。
また、新茶の特徴である濃厚な甘みや旨みを存分に引き出すにはひと冷まししたお湯でいれるのがおすすめですが、爽やかな香り立ちをより楽しみたい時や、焙じ茶や玄米茶の場合は、熱湯でいれることにより香ばしい香りが引き立ちます。
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その2「基本のいれ方」
新茶は、ひと冷まししたお湯で味わって。一度、湯のみにお湯を入れる理由は、湯冷ましと湯のみを温める役割を兼ねているからです。また、1煎目の湯を残すと2煎目が渋くなるため、最後の1滴まで注ぎきるのがポイントです。
沸かしたてのお湯をいったん人数分の湯のみに注ぎ分け、ひと冷ましします。
急須に人数分の茶葉を入れます。
湯のみ1杯(150ml)のお湯に対して茶葉4~5g(茶さじ1杯)が目安です。
(1)でひと冷まししたお湯を急須に注ぎ、45秒~1分半蒸らします。お茶ごとの蒸らし時間の目安は各お茶のパッケージに記載しています。
お茶の濃さが均一になるよう、それぞれの湯のみを往復しながら注ぎ分けます。
最後の1滴には旨みが凝縮しているので、しっかり注ぎきりましょう。急須の中にお湯を残さないようにすることで、2煎目もおいしくいれられます。
【2煎目をおいしくいれるコツ】
1煎目のお茶を注ぎきったら、急須の側面を手のひらでポンと叩きます。そうすることで、注ぎ口に偏っていた茶葉が中央に戻り、2煎目のお茶も目詰まりせずに注げます。茶葉が蒸れすぎないよう、急須の蓋は少しずらしておきましょう。
また、2煎目はすでに茶葉が開いているので、1煎目よりも短時間でいれるのがおすすめです。
写真左:急須の側面を叩く前。茶葉が注ぎ口に寄っている。
写真右:ポンと叩いた後。茶葉が中央に戻る。
その3「冷で味わう」
低温でいれることで、旨み成分の「テアニン」を感じやすくなるため、まろやかな味わいに。また、色の変化も少なく鮮やかな緑色が楽しめます。
急須に茶葉5gを入れます。
茶葉の上に、氷を約50gを入れます。
室温で15分~1.5時間。氷から溶け出した雫を茶杯に少しずつ注ぎ、舌の上をゆったりと転がすように味わい
ましょう。
COLUMN
新茶を満喫する極意 茶葉をとことん!味わう
渋みが少なく柔らかな新芽のみで作られた新茶は、飲み終えた茶殻をそのまま食材として楽しむことができます。
鰹節やシラスなどお好みの具とポン酢で和えて酢の物として。水分をしっかり切って細かく刻み、混ぜご飯や納豆に和えて。オリーブオイル・塩・ニンニクと一緒にミキサーにかけたものをパスタと絡めて茶ジェノベーゼ風ソースに。さらに、茶殻をレンジで乾燥させて胡麻や鰹節と混ぜてふりかけにしたり、かき揚げや炒め物にしたり、クッキーやパウンドケーキなどのスイーツにアレンジしても。また、カテキンの消臭効果を期待して肉や魚料理の臭みを和らげるハーブのように扱うなど、さまざまな料理に活用できます。
ぜひ、新茶の魅力をとことん味わい尽くしてくださいね。
ルピシアの日本新茶2024
新茶シーズンがいよいよ本番を迎えます。
若葉の生命力あふれる新茶が味わえるのは一年で今だけ。
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