ひと言に「お茶」といっても、さまざまな種類があります。日本茶・紅茶・烏龍茶など。どのお茶も元は同じチャノキの葉から作られたものですが、その製法によってまったく違う趣の「お茶」に姿を変えます。さらに、それぞれのお茶には、品種や産地、いれ方など多くの選択肢があり、何気ないようで奥深いお茶の世界は、知れば知るほどに楽しみが広がっていくものです。
さて、今日は大のお茶好きスタッフが集まって、愛すべきお茶の魅力を語り合う「茶話会」を開きました。それぞれのお茶ごとに「マイルール」や「推し」を持つスタッフの話は、否が応でも盛り上がります。そこで『おたより。』読者の皆さんにも「これだけは伝えたい!」お茶の魅力を、厳選してご紹介することにしました。あなたもぜひ、お気に入りのお茶を手に、加わってみませんか。
お茶好きの茶話会:台湾茶篇
これだけは伝えたい! 台湾茶の魅力。
「台湾茶」とは、台湾で生産された茶葉を製茶したお茶の総称です。その歴史は、1800年頃に中国から伝えられたのが始まりとされ、中国とは異なる地理や気象条件などから、独自の発展を遂げました。