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2024年 台湾春摘み烏龍茶

今年の台湾春茶は、全体を通して天候に恵まれたシーズンとなり、香り豊かで味わいがしっかりした多様なお茶に出会うことができました。旬らしさや産地特有の魅力を味わえるお茶を求めて厳選。春摘みらしい爽やかな香気と甘みを楽しめるラインアップをご紹介します。

寒暖差が大きく霧深い環境で育まれた、台湾烏龍茶の最高級品の高山茶。梨山からは2種類のお茶をご用意しました。「6285 梨山（リーサン）烏龍 特級 春摘み」は、ルピシアでは馴染み深い緑の台湾烏龍茶ですが、今シーズン注目していただきたいのは凝縮した風味と豊かな余韻。穏やかな果実香と上質感のあるバランスに優れた風味の極上の台湾高山茶はバイヤーおすすめの逸品です。一方、「3245 梨山紅（リーサンホン）烏龍 春摘み」は発酵度の高い紅の烏龍茶で、台湾高山茶らしい爽やかさと紅茶の芳醇さをかけ合わせたような、まさに烏龍茶と紅茶の「いいとこどり」で水色も大きく異なります。
高山茶の中心地、阿里山からは味、香りともに優れた2種類のお茶をご紹介します。「6287 阿里山金萱（アリサンキンセン） 春摘み」は、絹のように繊細で透明感のある味わい。甘くなめらかな口当たりが特徴です。また、「6292 阿里山（アリサン）烏龍 甜香（テンコウ） 春摘み」は花蜜を思わせる優しい香りと、じわりと甘く奥深い味わいが魅力。爽やかに香り立つ、バイヤーおすすめの人気の高山茶です。
そして、杉林渓からは清々しい森林のような香気と風格のある飲み心地を持ち合わせた「6286 杉林渓（サンリンシー）烏龍 特級 春摘み」が届きました。煎を重ねるごとに表情を変える個性豊かな風味が魅力です。

他にも、みずみずしい花香と上質感のある甘みが特徴の「6284 文山包種（ブンザンホウシュ） 特級 春摘み」と、フルーティーで蜜を思わせる魅惑の甘い香りの「6288 凍頂（トウチョウ）烏龍 蜜香（ミツコウ） 春摘み」、伝統の二大銘茶もご用意しています。

また、毎日のお茶におすすめの「6289 名間四季春（ミンジェンシキシュン） 春摘み」は透明感のある爽やかな風味で、リラックスタイムにぴったりです。そして今年もバランスに優れた春摘み烏龍茶のブレンドもご用意、アイスティーにもおすすめのフレッシュな味わいが魅力です。

緑の烏龍茶だけではない台湾茶の世界。濃厚な味わいと爽やかな飲み口の「3244 南投（ナントウ）紅茶」はルビー色の水色が美しい台湾紅茶。大ぶりの茶葉も印象的です。そして、台湾緑茶の産地として知られる三峡からは、中国名茶の製法で仕上げた最高級の「6291 台湾碧螺春（ビーローチュン） 特級 春摘み」をご用意しました。澄んだ味わいに柑橘系の爽やかな香りが重なる極上の台湾緑茶です。 同じ産地で作られるお茶でも、仕上げによってここまで変わる台湾茶の面白さをぜひご体感ください。

台湾茶は煎が効くため、例えばホットで楽しんだ茶葉を、そのまま水出しにしてアイスティーに、という楽しみ方もおすすめ。初夏に涼をもたらす、爽やかな風味をお届けします。 シーズンごとの一期一会の出会い、今だけの旬の風味をぜひお楽しみください。

2024年6月21日

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