食前茶、食後茶のある暮らし

ルピシアがご提案する新しい習慣、「アペリ・ティー(Aperi-tea・食前茶)」と「ディジェス・ティー(Diges-tea・食後茶)」。

フランスでは、日々の夕食をより楽しむための食前酒「アペリティフ」とともに、食後に寛ぎをもたらす食後酒「ディジェスティフ」という習慣があります。夕食前に、まずは食前酒と手軽なおつまみを用意して「今日もお疲れさま!」。仕事モードからプライベートに気持ちを切り替えるコツも、食事を重んじるフランス人らしい習慣といえるのかもしれません。また、食後酒は甘口のデザートワインやブランデーなど、グラスから立ち昇る香りとともに、ゆったりと食事の余韻を味わうだけでなく、アルコール度数の高いお酒で胃に刺激を与え、消化を助けるといった効果も期待して飲まれているようです。

さて、こういった気持ちのコントロールや体への刺激は、何もお酒だけが持っている力ではありません。日頃皆さんが楽しまれているお茶の中にも、しっかりとその役割を担うものがあるのです。そこで夕食前後のひと時、おいしいお茶で乾杯! なんて、いかがでしょう。ルピシアがご提案する新しい習慣、「アペリ・ティー」と「ディジェス・ティー」。いつもと違った夜のティータイムに、きっと会話も弾むはずです。

今日もお疲れさま!まずは、お茶で乾杯。

「ソバーキュリアス」という言葉をご存じでしょうか。2018年にアメリカで出版された本『飲まない生き方 ソバーキュリアス』(著者 ルビー・ウォリントン)が欧米で話題を呼び、日本でも現在新たなライフスタイルとして注目を集めています。ソバー(sober)=しらふ、キュリアス(curious)=好奇心、を組み合わせた造語で、お酒を飲めるけれど、あえて飲まない選択をすることで、睡眠の質や美容効果など、生活全体の質を上げるというポジティブな考え方。「お酒を飲めるけれど、飲まないほうがクールだ!」と捉えている点が、これまでの〝禁酒〞のイメージとは大きく異なります。さらに、世代を問わず健康志向やアンチエイジングブームも過熱する中で、ノンアルコールドリンクの需要も供給も増加傾向は続き、ノンアルコール専門のバーや、ノンアルコール飲料とペアリングを楽しむフレンチレストランなども話題を呼び、新たなムーブメントにも期待が膨らみます。

そんなトレンドともリンクする、ルピシア流「アペリ・ティー」と「ディジェス・ティー」。例えば、お気に入りのお茶をワイングラスやカクテルグラスに注ぐだけで、夕食のひと時がグッと盛り上がることでしょう。週末や休日は、少し早めにのんびりと寛ぎのティータイムから始めてみる。いつもとはちょっと違う、お茶に酔いしれる夜を、ぜひ味わってみてください。

お茶の繊細な香りを堪能したい夜は、ワインの複雑で芳醇な香りを十分に開かせてくれるようデザインされた、大きめの赤ワイン専用のグラスもおすすめです。

趣のあるフォルムと美しいカットを施した、ウイスキー用のロックグラスは、大人のティータイムにも似合います。ウイスキー用のデキャンタに冷たいアペリ・ティーを移し替えて添えれば、気分もグッと華やかに。

一日の終わり、ゆったりと過ごしながら眠りへと誘ってくれるディジェス・ティーには、ちょっぴりスパイシーなホットティーも似合います。耐熱ガラス製のグラスで、お茶の温もりに微睡(まどろ)みながら夢の世界へ。

さまざまな色合いのお茶と、形が異なるグラスを用意して、それぞれの個性をテイスティング気分で楽しんでもらうのは、ゲストをおもてなしする際の演出にもぴったりです。

食前に弾むお茶、アペリ・ティーは幸せの予感。

夕食前、最初の一杯で、まずはオンからオフへと気分転換したいという時は、華やかな香りでリラックスできるフレーバードティーを。外の寒さに凍えた日は、体も心もじんわりほぐすジンジャーをブレンドしたハーブティーを。なんとなく疲れを感じる、とにかく癒やされたい、そんな時は、甘く芳醇な香りが心地良いダージリン紅茶など、飲みたいお茶もその時々の気分や体調によって楽しみたいものです。例えば日々着る服を選ぶように、お茶も味わいだけでなく、色や香りさらには産地などでチョイスするのも遊び心があって新鮮かもしれません。「今日はどんなお茶の気分? 」食卓につく前のそんな何気ない会話から、今夜のアペリ・ティータイムをスタートしてみてはいかがでしょう。おつまみを用意したら、夕食前の幸せなひと時の始まりです。

アペリ・ティーと楽しみたい
おしゃべりも弾むお手軽フィンガーフード

レストランの味わいを家庭で手軽に楽しめるルピシア グルマンの『Gohanto』。おつまみ用にひと工夫すれば簡単でおいしい前菜プレートの出来上がりです。
魯肉飯(ルーローハン)」を、薄くスライスして電子レンジで加熱したじゃがいもにのせてひと口前菜に。「鶏モモ肉と根菜のトマト煮込み」を薄切りにしたバゲットにのせてブルスケッタに。ひと口サイズにカットしたジューシーでプリッとした食感の「エルブ ド ニセコ ソーセージ」を爪楊枝で刺してピンチョスに。

ホットでもアイスでも ルピシアおすすめのアペリ・ティー6選

写真左より
国産 ごぼう茶 / 国産 キクイモ茶 / ロゼ ロワイヤル / ダージリン・ザ セカンドフラッシュ / スウィートドリームス! /キエラ

食後に和むお茶、ディジェス・ティーは一日の余韻。

お腹も心も満たされた夕食後は、食卓からソファーに移り、のんびりとディジェス・ティーで寛ぎましょう。

お茶とグラスを選んでティーポットにお湯を差したら、お気に入りの曲をかけたり、映画を観ながら、まずは一杯目のお茶を。特有のスモーキーな香りとすっきりとした味わいのプーアル茶で、気分をリフレッシュして穏やかな食後を。もう少し夜更かししたい夜は、スパイシーなブレンドのお茶をそのまま冷やしてワイングラスに注ぎ、おうちバー気分でゆったりと過ごしてみたり、心地良い香りや深い味わいの紅茶をウイスキーのロックグラスやワイングラスに注ぎ、お酒を嗜むように味わってみたり。時にはそんな、お茶に酔いしれる長い夜も素敵です。

明日のために早めに眠りにつきたい夜は、ノンカフェインのハーブティーが安眠へと誘います。

ディジェス・ティーと味わいたい
心と体が和むスウィートなナッツ

ディジェス・ティーの香りや味わいをより楽しむお供には、大ぶりでやわらかなクルミ科のナッツ「ペカンナッツ」をチョコレートでコーティングした「くるみチョコレート」がおすすめ。ココア、キャラメル、抹茶のパウダーをまとった3つの味は秋冬限定でお楽しみいただけます。

ホットでもアイスでも ルピシアおすすめのディジェス・ティー6選

写真左より
アッサム・カルカッタオークション / アールグレイ / マッチャウェイ / プロテジェ / 養生プーアル茶 / チャイバッグ ジンジャー