LUPICIA Tea Magazine
映画には様々なお茶のシーンが登場します。誰もが日常で飲むお茶は、人々の営みを描く映画の小道具としても使われます。出会いを演出したり、登場人物に過去を思い出させたり……。そんな映画を観れば、おいしいお茶をいただきたくなるはず。
※2023年1月の情報です。 配信サービス情報は Ⓐ＝Amazon Prime、ⓓ＝dTV、 Ⓗ＝Hulu、ⓘ＝iTunes、 Ⓝ＝Netflix、 Ⓣ＝TELASA、 Ⓤ＝U-NEXT、 ㊒＝配信にて有料レンタルあり のマークです。 表示価格はすべて税込価格です。
竜とそばかすの姫
まず紹介したいのは、世界的に絶賛されたアニメ『竜とそばかすの姫』です。主人公すずは、紅茶が好きな女子高生。物語の中で紅茶のシーンはいくつか登場しますが、印象的なのが、家に遊びにきた親友に出したフルーツ入りのアイスティーでした。
旬の桃を入れたアイスティーで親友をおもてなし
インターネットの仮想世界＜U＞に歌姫ベルとして参加する主人公すず。自宅にやってきたルカちゃんを、すずはアイスティーでおもてなし。旬の桃を加えたフルーツティーでガールズトークも盛り上がります。このお茶は、親友を大切に思うすずの気持ちの表れなのです。
竜とそばかすの姫
配信：ⒶⒽ㊒
スタンダード・エディション ブルーレイ ¥5,280
発売元：バップ
© 2021 スタジオ地図
パディントン
紅茶が新しい出会いを彩ったのが『パディントン』。駅で途方に暮れていた熊を保護したブラウン家の家長ヘンリーは、熊に紅茶とケーキをご馳走。結局、ブラウン家に引き取られた熊はパディントンと名付けられ、ロンドンで新しい冒険がスタートします。
迷子の熊を救ったのは、優しい一家と温かいお茶
夜のパディントン駅で行くあてのない熊に出会ったブラウン一家は、助けの手を差し伸べることに。父ヘンリーは駅構内のティールームで、熊に紅茶とケーキをご馳走します。お茶の作法を知らない熊はティーポットから直接、紅茶を飲み、ヘンリーは驚愕。他にも紅茶の楽しいシーンが登場します。
パディントン
配信：ⒶⓓⓃⓉⓊ㊒
【期間限定価格版】ブルーレイ ￥2,750
発売元：キノフィルムズ／木下グループ
販売元：ポニーキャニオン
A STUDIOCANAL RELEASE © 2014 S TUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S. PADDINGTON BEARTM, PADDINGTONTM AND PBTM ARE TRADEMARKS OF PADDINGTON AND COMPANY LIMITED
ファンタスティック･ビーストとダンブルドアの秘密
親友でも歳月が溝を作ったとわかるのは、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。魔法学校の教師ダンブルドアは、闇に堕ちた親友グリンデルバルドの真意を確かめるためにティーハウスで再会。紅茶が二人に、過去と互いが抱いていた愛情を思い起こさせますが、和解するには遅すぎました。
おいしい紅茶が思い起こさせる旧友の青春時代
魔法動物学者である主人公ニュートの師、ダンブルドアと闇の魔法使いグリンデルバルドは、マグル（人間）の世界のティールームで再会。グリンデルバルドは「おいしい紅茶のいれ方を知っている」とほめながらも、人間を“アニマル”と呼んで嫌悪します。クラシックなティールームが印象的です。
ファンタスティック・ビーストと
ダンブルドアの秘密
配信：ⓊⓉⓓ㊒
ブルーレイ＆DVDセット（2枚組）￥4,980
発売元：ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
販売元：NBC ユニバーサル・エンターテイメント
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