料理研究家・内田真美さんがずっと作っている家庭のお菓子。四季を通じて作るケーキも、焼き込む果実が変われば、その時々で楽しくいただけます。
材料:(15cm丸型1台分)
- バター(無塩) 75g
- 粉糖 75g
- 全卵 2個
- 薄力粉 100g
- ベーキングパウダー 3g
- サワークリーム 20g
- 牛乳 大さじ1
- レモンの皮(無農薬) 1個分
- フレッシュラズベリー 20粒
作り方
下準備
- バターは室温で、指ですっと押せるまでやわらかくする。
- 型の底と側面にオーブンシートを敷く。
- ボウルにバターを入れ、ハンドミキサーか泡立て器でクリーム状になるまで混ぜ、粉糖を加えて白っぽくふわっとするまでよく混ぜる。さらに溶きほぐした卵を少しずつ加え、そのつど分離しないように全体がクリーム状になるまで、よく混ぜ合わせる。
- (1)に、薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、下から上へゴムベラで返しながら、練らないように八分通り混ぜ合わせる。次にサワークリームと牛乳を合わせてなめらかにしておいたものと、レモンの皮をすり下ろしておいたものを加えて、全体がなめらかなクリーム状になり、ツヤが出るまでゴムベラで混ぜ合わせる。ラズベリーを加え潰さないように2度ほどサッと混ぜ合わせる(ここでは上下返すくらいで良い)。
- オーブンシートを敷いた型に、(2)の生地を流し入れて上面をならし、170℃のオーブンで50分ほど焼く(途中で上部が焦げそうになったらアルミホイルを被せる)。生地に串を刺してみて、何もついてこなければ焼き上がり。型からはずして、逆さにしてケーキクーラーの上で冷ます(逆さにすることで平らになった方を上面にする)。冷めたら表面に粉糖(分量外)をふりかける。