- お茶の旬とは?
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new!アッサムが旬を迎えます
旬のお茶バトンリレー -
new!9月20日更新
旬のお茶の読み物
旬の「いい」ところ
皆さんは、旬の食材を普段どのくらい意識して取り入れていますか? 旬とは、その食材が最もおいしく、たくさんとれる時期のこと。素材自体の味が濃く、香りも豊か。そればかりか、栄養面でも優れています。
私たちは昔から、季節ごとの体調変化に応じて旬の野菜を取り入れ、体のバランスを整えてきました。例えば、春にはデトックス効果のある、ふきのとうやタラの芽。夏には水分たっぷりで夏バテ防止にもなるトマトやきゅうりなど。旬の食材を「おいしい」と感じるのは、その時の体が必要としているからでもあります。
昔は今のように栽培技術や保存技術が発達しておらず、欲しい食材がいつでも手に入るわけではありませんでした。旬の時期を逃すと一年先まで食べられなかったので、誰もが旬の訪れを待ちわび、四季を楽しんでいました。
季節の移ろいを楽しむ
旬には収穫時期によって、3つの呼び名があるのをご存じでしょうか?
最初の「走り」は、その食材がその季節に初めて収穫され、市場に出始める時期のこと。日本では昔から初物を食べると寿命が延びると言われ、先取りの喜びを粋に感じてきました。
「盛り」はまさに旬の真っ只中、おいしさが一番高まる頃です。収穫量が増えるので、価格も手ごろになります。
そして最後が、シーズン終盤の「名残」。去っていく旬を惜しみつつ、「来年もまたおいしく食べられますように」と感謝を込めて、もう一度その食材を食べるのです。
今か今かと旬の到来を心待ちにし、盛りを過ぎて去っていくまでの移ろいを楽しむ。日本人にとって、どれだけ旬が嬉しく、ありがたいものであったかが伺われます。
お茶にも「旬」がある
意外に思うかもしれませんが、実は、お茶にも旬があります。お茶の旬とは、味や香りが最も凝縮するシーズンのこと。野菜や果物の旬のように、必ずしも栄養価が最も高まる時期というわけではありませんが、おいしさが凝縮し、品質がピークに達する季節という点では同じです。
ルピシアには、春夏秋冬と年間を通して、世界のお茶産地からさまざまな旬のお茶が届きます。次から次へと届く旬のお茶の便りは、まさにバトンリレーのよう。旬のお茶は、その年、その季節しか出会えない一期一会の喜びです。
「旬」を暮らしに取り入れよう
旬の紅茶を買ったから、お気に入りのケーキも買って帰ろう。
おいしい和菓子をいただいたから、今日は急須で新茶をいれよう。
旬のお茶は、いつもの毎日にささやかな特別感をプラスしてくれます。
たかが一杯、されど一杯。暮らしに旬の彩りがあるだけで、日常がほんのり明るく色づき始めるから不思議です。
昔の人びとが、今か今かと旬を待ちわび、旬の食材を食べることで体に必要なエネルギーを取り入れてきたように、旬のお茶も私たちに元気と笑顔を運んでくれるパワーの源なのかもしれません。今年は皆さんも、旬のお茶を暮らしに取り入れてみませんか?
旬のお茶バトンリレー
今年も年間を通じて、世界の産地から旬のお茶が届きます。カレンダーは旬のお茶の販売時期の目安を示しています。
お茶の写真をクリックすると詳細がご覧いただけます。次にどんなお茶が届くか、どうぞ楽しみにお待ちください!
※入荷時期は目安です
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